Unite DE Alumi

ユニテ DE アルミ

2022.07.20

加工

溶接 その3

こんにちは。営業2課です。

新型コロナウイルス感染者数も昨今と比べれば、少しは落ち着き、

コロナ以前の日常が戻りつつありますが、

まだまだ油断はならない状況です。

皆様くれぐれもお体ご自愛ください。

 

さて、今回のブログでは溶接その3としまして、

『溶け込み溶接 隅肉溶接の違いについて』をご紹介させていただきます。

 

 

 

≪溶け込み溶接について≫

 

 

 

 

 

 

 

※四角部分が母材、台形部分が溶接箇所

 

⓵、⓶のような形で溶接を行うのが溶け込み溶接と言います。

特徴としては、母材同士の断面を繋ぎ合わせた形になります。

⓶より⓵の方の溶接個所が多いため、より強度が強くなります。

 

 

 

 

 

 

⓷のように、溶接前に窪みを作ることにより、

母材の変形の抑制、強度の増強を行っています。

 

 

 

 

 

↑の写真では、研磨機を使用し、窪みを作っています。

母材の厚みによって窪みを作ったほうがいいのかを判断します。

 

 

 

≪隅肉溶接について≫

 

 

 

 

 

 

 

 

※〇箇所が溶接部分

 

⓸、⓹のような形で溶接を行うのが隅肉溶接と言います。

⓸のように、T字型に母材を繋ぎ合わせる形。

⓹のように、溶け込み溶接のように断面同士を繋ぎ合わせるのではなく、

母材を重ねた状態で溶接を行う形などがあります。

 

 

↑実際に隅肉溶接をした製品がこちらになります。

 

使用用途によって、溶け込み溶接と隅肉溶接を使い分け、

お客様の要望に適した強度にすることにより、安全性はもちろんのこと、

コストもできる限り抑えた製品づくりを心掛けております、

 

以上、簡単ではありますが

『溶け込み溶接 隅肉溶接の違いについて』をご説明させていただきました。

弊社では溶接加工品も多数実績がございますので、

なにかお力になれることがございましたら、

お気軽にお問い合わせください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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