こんにちは。製造1課の押田で御座います。
立春とは申しますが、まだ寒さが身に染みる日々が続いております。
厳しい寒さで、体調を崩されませんようご自愛ください。
さて、今回ご紹介するのは、手摺の施工で欠かすことが出来ない『アンカーについて』ご紹介をさせて頂きます。
アンカーについて
アンカーとは、鉄筋コンクリート造躯体と施工物を固定する為の部品の一つです。
アンカーには様々種類があり、用途・施工条件で使い分けを行います。
その中でも弊社で最も使用されているのが、芯棒打ち込み式アンカーと呼ばれているアンカーとなります。
芯棒打ち込み式アンカーの仕組み
芯棒打ち込み式アンカーの仕組みですが、ピン(芯棒)と呼ばれるアンカーの先端をハンマー等で叩くことにより、アンカー下部の拡張部を押し広げて孔から抜けなくなるという構造になっています。芯棒の打ち込み後に付属のナットを締め付けてアンカーの適正埋め込み位置に固定し施工が完了となります。
弊社施工事例
手摺端部固定
方立柱 天井固定
弊社では写真の様な施工を行う際に芯棒打ち込み式アンカーを使用しております。
手摺端部を芯棒打ち込み式アンカーで固定することにより、手摺の振れ止め効果があり強度が上がります。
方立柱などは、天井と固定する為、芯棒打ち込みアンカーを天井に固定し柱を施工致します。
芯棒打ち込みアンカーは正しく施工がされていないと、躯体から抜けてしまい甚大な被害が出てしまいます。
施工時は、施工不良が出ない様、注意をして作業をしており、皆さまに安心安全な手摺をご提供出来る様に日々精進しております。
打ち込み式アンカーは、ご紹介した写真以外にも様々な用途で使用されております。
普段見慣れている手摺にも、多く使用されておりますので、手摺ってどうやって施工されているのだろうと、興味を持って頂ければ幸いです。
以上、簡単では御座いますが、『アンカーについて』ご説明をさせて頂きました。
弊社では様々な施工実績が御座いますので、弊社でお力になれることが御座いましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧頂きまして有難う御座いました。