本日はアルミ押出金型について少しお話させて頂きます。
過去の記事でも書かせて頂きましたが、押出金型は一般的にダイスと言われ、
主なる種類にはソリットダイスとホローダイスとなります。
*ソリットダイス* *ホローダイス*
ソリットダイスは左上写真でも分かる様に中空のない断面形状を製作する物となり、
写真の形状のままL型アングルの製品となります。
一方、ホローダイスとは中空部をもつ断面形状を製作する物とりなり、右上写真
の様にオス型とメス型を組合わせる事により、中空部をもつ製品となります。
ホローダイスのメス型の写真です。
ホローダイスのオス型の写真です。
ホローダイスの組合せ写真です。
オス型のポートホールという空間部をアルミが通り一度別れたアルミがダイスの中で
再び溶着し、オス型の突起した形状を通り抜け成形されます。
一般的にダイスが押出材の品質を大きく左右する主要部となります。
製品の形状によりダイスの設計をし、最適のダイスを作製します。
それでも思い通りに行かない時もあり難しい作業なのですが、
図面通りに出た時は今でも素直に嬉しいですね。