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アルミ製たて格子の見え方

製造1課 佐藤です。

 

少し前になりますが、アルミ手摺についてお話させて頂きました。今回は、アルミ製たて格子手摺の格子ピッチについてお話したいと思います。

 

たて格子手摺とは、広く一般的に建物のバルコニーや廊下、またフェンス等に昔から使われている手摺です。アルミ製のものはもちろんの事、スチール製・ステンレス製のもの等、様々な材質の手摺があります。

 

近年は、格子を柱よりも外に出した形状のものが多く扱われています。前回、写真を掲載させて頂いたものも、そのような形状の手摺になります。

 

一般的な、たて格子手摺は柱と柱の間に格子があります。

 

  ※一般的なたて格子手摺

 

たて格子と柱の見附が違うため、柱が強調された印象があります。

 

格子を外に出すと柱が内側に隠れます。

 

 格子を持ち出した格子手摺

 

 柱が目立たず、外観がすっきりした印象を与えます。近年、多く使われているのは、その為かもしれません。

 

今回は、格子を持ち出したタイプの手摺の中でも、格子の形状や、格子ピッチによって見え方が違ってきますので、そちらをご紹介したいと思います。

 

 

其の1.格子タイプ □-15×30 格子ピッチP=40

図面では、少し分かりにくいかもしれませんが、見附15mmの格子に格子間の隙間が20mmとなります。

 

写真でみると、

 

割と、格子の間隔が狭いタイプになりますが、斜めからみると手摺の奥が見えくなり、目隠しの役割を果たします。

 

 実際の建物に施工されると、

 

手摺の支柱も見えなくなり、すっきりとした印象です。

 

 

其の2.格子タイプ □-20×40 格子ピッチP=60

見附20mmの格子に格子間の隙間が40mmとなります。

 

写真でみると、

 

先程のタイプよりは格子の間隔が広くなりますが、格子サイズが大きく、格子の主張が強くなります。

 

施工されますと、

 

 

格子の見込みが大きいので、目線の角度によって、見え方が大分違います。色の影響かもしれませんが、高級感が増します。

 

 

其の3.格子タイプ □-30×50 格子ピッチP=80

 

 

見附30mmの格子に格子間の隙間が50mmとなります。

 

写真でみると、

 

格子サイズが大分、大きくなりました。建物の上階よりも、外構のフェンス等に施工されることが多いようです。

 

 

以上のように、一重にたて格子手摺と言っても格子のサイズやピッチによって様々な色合いが有ります。

 

今回は、頻繁にでているタイプを厳選してご紹介しましたが、格子のサイズやピッチの間隔により様々な見え方になります。弊社では、多様な組み合わせにより、様々な見え方の手摺が製作が可能です。

 

 

また、お客様のご要望によっては、このような手摺も製作しております。

 

興味をもちましたら、是非一度、お問い合わせ頂きます様お願いいたします。

 

 

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