こんにちは。品質保証課です。
品質保証課では自社で製造した製品があらかじめ決められた品質を満たしているか
検査し、製造から出荷まで一貫して製品の品質を保証しています。
製造後の検査だけでなく、作る段階で不具合や欠陥が出ないように管理するのも仕事の一つです。
欠陥品や不良品が少なくなり、ばらつきがなくなれば、それだけコストの削減や納期の
短縮に繋がっていきます。
その中で今回は品質保証課で扱っている画像寸法測定器についてご紹介いたします。
画像寸法測定器とは、センサー(カメラ)で対象物を画像として捉え、画像の画素を
用いて寸法を算出、測定しています。
従来は部品や製品の寸法を測定する際にノギスやマイクロメーター等を用いていまし
たが、ノギス等の器具の用い方によって数値が異なったり、人が測定箇所を判断するの
で数値の誤差が出たりしてしまいます。
↑対象物をステージに置いて測定
↑寸法や公差を設定することでOKまたはNGといった測定結果が出ます。
こちらの画像寸法測定器を使用すれば対象物の測定したい箇所を測ることができるの
はもちろん、検査者の技量による測定結果のばらつきが無く、より正確に寸法を測定
する事ができます。
また、測定結果を統計値やトレンドグラフで表すことも可能なので、測定項目ごとの
傾向やばらつきを確認することもできます。
試作品や受入検査、出荷前検査などあらゆる場面で利用することができ、この機器に
よって検査時間を短縮でき製造効率を高め、コスト削減に大変役立っています。
また検査基準を一定化できるため、より安定した品質で製作する事ができています。
このように弊社では細かく正確に検査を実施しています。
お客様により良い製品をお届けできるようにこれからも品質向上を目指してまいります。
最後までご覧いただきありがとうございました。