こんにちは。営業2課です。
新型コロナウイルス感染者数も昨今と比べれば、少しは落ち着き、
コロナ以前の日常が戻りつつありますが、
まだまだ油断はならない状況です。
皆様くれぐれもお体ご自愛ください。
さて、今回のブログでは溶接その3としまして、
『溶け込み溶接 隅肉溶接の違いについて』をご紹介させていただきます。
≪溶け込み溶接について≫
⓵
⓶
※四角部分が母材、台形部分が溶接箇所
⓵、⓶のような形で溶接を行うのが溶け込み溶接と言います。
特徴としては、母材同士の断面を繋ぎ合わせた形になります。
⓶より⓵の方の溶接個所が多いため、より強度が強くなります。
⓷
⓷のように、溶接前に窪みを作ることにより、
母材の変形の抑制、強度の増強を行っています。
↑の写真では、研磨機を使用し、窪みを作っています。
母材の厚みによって窪みを作ったほうがいいのかを判断します。
≪隅肉溶接について≫
⓸
⓹
※〇箇所が溶接部分
⓸、⓹のような形で溶接を行うのが隅肉溶接と言います。
⓸のように、T字型に母材を繋ぎ合わせる形。
⓹のように、溶け込み溶接のように断面同士を繋ぎ合わせるのではなく、
母材を重ねた状態で溶接を行う形などがあります。
↑実際に隅肉溶接をした製品がこちらになります。
使用用途によって、溶け込み溶接と隅肉溶接を使い分け、
お客様の要望に適した強度にすることにより、安全性はもちろんのこと、
コストもできる限り抑えた製品づくりを心掛けております、
以上、簡単ではありますが
『溶け込み溶接 隅肉溶接の違いについて』をご説明させていただきました。
弊社では溶接加工品も多数実績がございますので、
なにかお力になれることがございましたら、
お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました。